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働きながら取れる警備の資格とは?

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働きながら取れる警備の資格とは?

働きながら取れる警備の資格とは?

目次

・交通誘導警備業務検定2級とは?
・働きながら取れる?難しさは?
・取得のための準備や勉強について
・取得後のキャリアや活用方法
・まとめ

交通誘導警備業務検定2級とは?

警備員の募集広告は、そのほとんどが
「未経験歓迎」「年齢不問」などを謳っています。
ところが、警備の仕事には警備業法が定める
規定があり、資格を持っていないと担当できない
業務があるのです。

最も一般的な交通誘導を例に挙げましょう。

交通誘導警備には「高速道路や自動車専用道路」と
「一般道路」の2種類があります。
どちらも「交通誘導警備業務検定」の1級もしくは
2級の有資格者が、警備を行う場所ごとに1名以上
いなければなりません。

ほとんどの交通誘導警備は、2名以上のチーム制で
対応しますから、募集広告を見て入社したばかりの
「無資格・未経験」の警備員とチームを組むには
有資格者が必要不可欠なのです。

新型コロナウィルス感染症が「5類感染症」に
分類されたのが今年(令和5年)の5月。
それ以降、急速にインバウンド需要が回復しており、
建築・建設や各種イベントなど、交通誘導警備の
案件も急増しています。

それに伴って、「交通誘導警備業務検定」の
有資格者もニーズが高まっている状況なのです。

働きながら取れる?難しさは?

気になるのは「交通誘導警備業務検定」の難易度です。
無資格・未経験で始めた警備員が、まず最初に
取得を目指す「2級」は、例年の合格率60%~70%と
高い水準を維持しています。ちなみに「1級」も
受験者数は少ないものの、合格率は70%以上。

さすがに、何の準備もせずに受験して合格するほど
簡単ではありませんが、ポイントを押さえて準備すれば
決して取得が難しい資格ではありません。

取得のための準備や勉強について

「交通誘導警備業務検定」は、2級も1級も
学科試験と実技試験の2段構えになっています。

学科試験の内訳は、警備業務の基本的な知識や
警備業法について、車両などの誘導に関して、
事故発生の対応など、専門知識や実務面で
必要になる知識が網羅された内容です。

実技試験は、実際の車両誘導の仕方や
事故発生時の対応など、かなり実務に沿った
内容になっています。

…そう聞くと難しそうに思うかもしれませんね。
最近の合格者がどのような準備をしているか、
少しご紹介しましょう。

◆合格に向けた準備
・試験対策のアプリを活用

・過去問題を繰り返し解く

┗学科試験の対策は主に上記の2つが主流です。

・動画サイトを視聴
┗Youtubeなどで「交通誘導警備業務検定」と検索すると
 実技試験の解説動画が数多くアップロードされています。
 それらを視聴してどんな試験内容なのかをチェックする
 受験者が増えています。
 注意点としては、視聴するだけでは対策として効果が
 薄いことです。全く同じではなくとも、似た動きを
 実際にやってみることが非常に大切です。

・特別講習
┗公安委員会に登録されている機関が実施する講習を
 「特別講習」と言います。この特別講習を受けた人は
 受けなかった人より合格率が高いため、近年では
 受講する人が増えているようです。

 ただし、講習費用がかかるため、2級は自力で合格し、
 1級を受ける際は特別講習を受講するなど、
 人によって受講する・しないの判断は分かれるようです。

取得後のキャリアや活用方法

資格を取ったらどんなメリットがあるのか?
これも多くの方が気になるところでしょう。
おおむね以下のような形で役に立つとお考えください。

◆収入が上がる
交通誘導警備業務検定2級を取得したら、時給が上がったり
資格手当がつくようになるなど、直接的に収入がアップする
ことが多いと言えます。

◆経験者としてより厚待遇の警備会社に転職
稀なケースですが、資格を取っても待遇に変化がなかったり、
または人間関係に問題が生じて居心地が悪くなった場合、
実務経験があって資格もあるため「経験者募集」に
応募することができます。

上記でお伝えしたように、警備員が必要な現場の数が
増えているため、即戦力としての活躍が期待できる
経験者募集も数が増えています。
同じような仕事内容で待遇や人間関係を改善するための
「転職の武器」としても活用できると言えるでしょう。

◆キャリアアップ
2級を取得して実務経験を1年以上積めば、1級の受験資格が
発生します。1級を取得すればさらに対応できる業務の
幅が広がりますし、所持している警備員数も限られるため
現場リーダーなどを任される要因にもなり得ます。

まとめ

・警備員として働くなら取得した方がメリットが大きい。
・合格率は高いためそれほど難しいわけではない。
・試験対策も数多くあり、働きながらでも取得は可能。

この3点が今回の記事のまとめです。

ちなみに、当社には資格取得支援制度があり、
取得にかかる費用は全額会社が負担しています。
仮に、不合格だった場合は次の受験に関しても
会社が負担しますし、チャレンジの回数に
制限はありません。
講習日も1日分の給与を支給していますから、
むしろ活用しない手はないと言えるでしょう。

そんな当社も警備員を募集しています。
以下リンクよりお気軽にご応募ください。
(募集ページはコチラ
 
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