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ハロウィンイベントには危険がいっぱい!?

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ハロウィンイベントには危険がいっぱい!?

ハロウィンイベントには危険がいっぱい!?

目次

・そもそもハロウィンイベントに警備は必要?
・ハロウィンイベントでの警備業務とは?
・起こりうる緊急事態とその対処
・まとめ

そもそもハロウィンイベントに警備は必要?

ハロウィンを含めた屋外でのイベントについては、
「多くの人が集まる場所の事故発生を警戒・防止すること」を
目的とした雑踏警備が必要になります。

イベントを行っている場所に限らず、
その周辺地域も含めて安全で円滑な人の流れを
維持することが「雑踏警備(2号警備)」の目的であり、
ハロウィンイベントにも当てはまります。

ライブ会場から最寄り駅や、人気の商業施設周辺の
雑踏警備とハロウィンイベントで異なるのが
「対応エリアの広さ」です。

仮装をして街を歩くというハロウィンの特性上、
警備すべき場所が「駅周辺」や「特定の建物周辺」ではありません。
2022年に、3年ぶりに開催された渋谷のハロウィンでは、
ピーク時に6000人以上が集まり、数百人体制で警備を行った
という報道がありました。

イベント参加者もたまたま通りがかった通行人も、
その場所を等しく安全に、スムーズに通行できるように
警備をすることは必須と言えるでしょう。

ハロウィンイベントでの警備業務とは

上記でお伝えしたように「雑踏警備(2号警備)」に分類されますが、
特定の時間に特定の場所へ向かうという一般的なイベントとは
異なるのがハロウィンイベントです。参加者1人ひとりが
それぞれの向かいたい方に歩きがちになるため、
人の流れを作り、誘導することが欠かせません。
また、歩道からあふれてしまったり、信号が変わっても
横断歩道を渡ろうとするなど、車両との接触リスクも
想定する必要があり、交通誘導警備(2号警備)に近い
部分もあります。

また、工事現場での交通誘導警備のように、警備棒(誘導灯)を
使うだけでは誘導できない場合もあります。そういう場合は
積極的な声がけなど、安全確保のために必要な措置を
とらなければなりません。

規模の大きいイベントの場合は、あらかじめ警備計画を決めて
立ち入り禁止区域や車両通行禁止区域などを設け、
人や車両の流れをあらかじめ想定して、多くの警備員を要所に
配置する場合がほとんどです。
受け持つ現場での役割もあらかじめ明確になっていますので、
大筋はその役割に沿った警備業務を担当することになります。

起こりうる緊急事態とその対処

◆迷子
比較的早い時間帯だと、ご家族で仮装してイベントに
参加する方々も少なくありません。
その場合、発生する可能性が高いのが「迷子」です。
多くの場合、迷子センターを設置しているため、
万が一、小さい子どもがひとりで歩いていて
周囲に保護者らしき人物がいなければ、
声をかけて保護し、センターまで
連れていくこともあります。

◆ケガ人や急病人
日中だと熱射病、夕方から夜間だとアルコールによる
転倒などでケガを負ったり急病になったりする方も。
そんなときは警備員教育で学んだ対応方法・応急処置の
知識を活かして初期対応をし、場合によっては
救急車の手配を行います。

◆犯罪行為、暴力行為
多数の参加者がいて、アルコールが入る場合に起こりうるのが
暴力行為や痴漢・器物破損などの犯罪行為です。
そもそもそういう事案が発生しないように
警備員を配置しているため、積極的にそういった行為に
走る人は少ないものの、ちょっとしたきっかけで
トラブルになる可能性は充分にあります。

通常、警備員同士が互いに連携が取れないほど離れて
警備をすることはありませんので、無線で連絡を取り合い、
複数の警備員で対処するか、場合によっては警察に通報して
早急な解決を図ります。

まとめ

屋外イベントの中でも特殊性が高いハロウィンは
 事実上警備が必須と言える。
・一般的な雑踏警備より多くのケースを想定する必要がある。
 その分、多くの警備員が動員される。
・トラブルや緊急事態を未然に防ぐ意味で
 
本来の警備員としての経験が積める。

この3点が今回の記事のまとめです。

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