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警備員をやるなら知っておきたい!安全のためのトラブル回避術!

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警備員をやるなら知っておきたい!安全のためのトラブル回避術!

警備員をやるなら知っておきたい!安全のためのトラブル回避術!

目次

・起こりうるトラブルの種類
・トラブルを未然に防ぐための意識と方法
・起きたトラブルの適切な対応

・まとめ

起こりうるトラブルの種類

警備する現場によって、車両や通行人などさまざまな状況・対象に対して
安全・安心を提供するのが警備の仕事です。よくあるトラブルを事前に
想定して「このようなトラブルが起きないように」備えることが大切です。

<誘導の無視>
工事現場で片側交互通行だったり、休日の人気商業施設への出入りなど、
多くの車両や通行人が集中する現場では、警備員の誘導を無視する人もいます。
理由は様々で「待たされる時間が長い」「警察官ではないのだから従う必要がない」
など、無視する側にも言い分はあるようです。
しかし、誘導の無視をそのままにしてしまうと、誘導に従ってくださった
人たちをも危険に晒すことになります。ですから、無視しようとする人には
「通行する皆様が“協力”をしてくださっている」
「ひとりだけ“協力”をしてくださらないと事故やケガにつながってしまう」
「誘導に“協力”をせずに起きた事故は、無視した人が100%の加害者になりかねない」
など、誰にとってもデメリットしかないことを踏まえて
対応することが大切です。

<感情的になる>
待たされてイライラする人の中には、警備員に直接感情をぶつける、
平たくいうとクレームを言ってくる方もいらっしゃいます。
感情に対して感情でお返しすると、ほぼ間違いなく口論などの
トラブルになってしまうため、こういうときこそ冷静な対応が
ポイントになってきます。

トラブルを未然に防ぐための意識と方法

誰もハッピーにはならないのがトラブルです。
起きてしまってから適切に対応するのも大切ですが、
そもそも起こらないようにすることが第一と言えます。

<気持ちにゆとりを持つ>
トラブルの原因として、待ち時間が長いせいで
車両の運転手や通行人が誘導を無視したり、
感情的になったりするだけでなく、警備員側に
非があるケースもあります。
その大部分が、警備員側に気持ちのゆとりがなく
強い言葉をぶつけてしまうなどの行動に起因しています。
警備員も人間ですから、嫌なことがあれば気持ちが萎えたり、
イライラしたりするのは仕方ありません。

ですから、睡眠時間をしっかり確保したり、
休憩時間に充分な食事や休息を取って
気持ちのゆとりを持つことが大切になります。
仕事以外に熱中できる趣味を持つのも、
心理的な余裕を確保する良い手段です。

<車両や通行人をよく見る>
たとえば、交互通行のため一時停止してもらった車両に
赤ちゃんが乗っていて、泣いているとします。
同乗している保護者は泣き声を聞き続けて
イライラしているかもしれません。
また、通行人も先を急いでいる人は、
停止中に何度も時計を見たりして
他の人たちに比べて落ち着きがないように
見えることもあります。

そんな状況にある人たちは、誘導を無視したり
感情的になってしまいやすいと考えられます。
車両や人をよく見ることで、トラブルの予兆を
いち早く察知できる場合がありますので、
漫然と周囲を見るのではなく、ちょっとした異変に
気がつけるような心構えを忘れないようにしましょう。

よく似た考え方として、運転免許の講習などで言われる
“かもしれない運転”が挙げられます。

「もしかしたら子供が飛び出してくるかもしれないから徐行しよう」
「先行している車が急ブレーキをかけるかもしれないから車間距離を取ろう」
というような考え方と、警備業務の予兆察知は近しい感覚です。

起きたトラブルの適切な対応

事前に備えていても、時には起きてしまうのがトラブルです。
あなたの責任ではなくとも、なるべく早く解決・解消を
図ることが重要です。
ここでは、どのような対応が適切かをご紹介します。

<決して感情的にならず冷静に>
特に、あなたに非がない場合のトラブルは、
「なんでそんなことを言うんだ」と思うかもしれません。
感情に対して感情で返してしまっては、ヒートアップするばかりで
スムーズな解決は望めません。ですから冷静な対応が第一になります。
理想を言えば、目の前のトラブルを自分も含めて俯瞰するくらいの
冷静さを意識するようにしましょう。

<警備業はサービス業という意識>
たとえば交通誘導警備は、決まった手順で車両や通行人を誘導する仕事。
と思われるかもしれません。確かに目に見える作業としてはそのとおりですが、
「その現場を通行するすべての人・車両に安全を提供する」という
意識を持つことが大切です。
目の前の人や車両だけでなく、その後ろにいる人や車両、これから通る
人や車両まで、自分が勤務する時間帯においては、その現場のすべてに
安全を提供するという感覚を持てれば、トラブルが起きても冷静に、
現場全体を意識しながら対応することができます。

たとえば、繁盛している飲食店は味が良いだけでなく、
接客も良かったり、店内が清潔で居心地がよかったり。
様々な要素で繁盛しています。
その根底にあるのは「おもてなしの気持ち」です。

警備業も、所定の作業は行うものの、
安全のために人や車両にご協力いただき、
ご協力いただけたら感謝の気持ちを持つ。

そんなサービス精神をお持ちの方なら、
トラブルが起きてもご理解いただきやすく、
スムーズに解決できる可能性が高いです。

まとめ

・起こりうるトラブルの種類と原因を知り、
 トラブルが起きないように備えることが大切。
・警備員として働く際のコンディションも、
 トラブル回避には重要な要素である。
・警備の仕事にサービス精神を持つことが、
 トラブルが起きにくく、起きても早期解決につながる。

この3点が今回の記事のまとめです。

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