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接客業から警備員への転職って向いていますか?

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接客業から警備員への転職って向いていますか?

接客業から警備員への転職って向いていますか?

目次

・接客業と警備業の共通点と相違点
・接客業の経験者が警備員に向いている理由
・警備業に転職する際のポイント
・まとめ

接客業と警備業の共通点と相違点

<共通点について>
そもそも、「接客業」と聞いてどういったイメージをお持ちでしょうか?
いつもニコニコ笑顔で、ハキハキしゃべり、テキパキ動く。
多くの方がそうしたイメージをお持ちになるかと思います。
確かに、愛想が良いに越したことはありませんが、
接客業における重要なポイントは以下になります。

・顧客へのサービス提供
⇒飲食店でも販売店でも、自社のサービス提供が仕事の第一歩です。
・円滑なコミュニケーション
⇒いわゆる接客。上記のような対応が理想です。
・イレギュラー対応
⇒品切れや満席、クレーム対応などの対応力も求められます。
・専門知識と技術
⇒扱う商品やサービスの知識と、それを正しく提供するスキルが必要です。
・責任感
⇒顧客満足を第一に、自分の仕事に責任を持つことが不可欠です。

そして、これは警備業にもそのまま当てはまります。

・顧客へのサービス提供
⇒請け負った現場の安全を確保し、事故を未然に防ぎます。
・円滑なコミュニケーション
⇒誘導指示など、安全確保のためのわかりやすくスムーズな指示出し。
・イレギュラー対応
⇒事故やトラブルなどが起きた場合は、迅速・的確に対応します。
・専門知識と技術
⇒警備業法をはじめ、警備の業務遂行には専門知識と研修が必須です。
・責任感
⇒顧客満足を第一に、自分の仕事に責任を持つことが不可欠です。

このように、接客業と警備業には多くの共通点があります。

<相違点について>
接客業と警備業には、もちろん相違点もあります。
上記で挙げた共通点は、項目としては共通しているものの
同じ項目の中で少し細かく見ると、わかりやすく相違点が
見えてきます。

・顧客へのサービス提供
⇒接客業の顧客は来店客を指しますが、警備業の顧客は
 警備する現場の依頼主であり、多くの場合は企業や官公庁などの
 法人・団体になります。
・円滑なコミュニケーション
⇒接客業におけるコミュニケーションは、言葉づかいやマナー面が
 重視されますが、警備業においては通行する車両や人が誤認を
 しないわかりやすい指示出しが重要です。
・イレギュラー対応
⇒接客業におけるトラブルは扱う商品やサービス・従業員に
 由来する場合が多く、ほとんどは身体的な危機には至りません。
 警備業のトラブルは交通事故など、身体的な危機はもちろん、
 生命の危機につながることもあります。
・専門知識と技術
⇒接客業における専門知識の中で、商品やサービスに関する
 知識は、別の業態に転職すると学び直す必要がありますが、
 警備業の専門知識は基本的には共通です。
・責任感
⇒仕事に対する責任感はどの職種でも共通ですから、
 この項目に相違点はないと言えるでしょう。

このように、項目ごとの細部に至れば相違点はあります。
大切なのは、ピンポイントの相違点にとらわれ過ぎず
項目としては共通している部分が多いという、
大枠で理解することです。

接客業の経験者が警備員に向いている理由

接客業経験者の立場から警備業を見ると、
以下の理由で「向いている」と言えます。

・コミュニケーション
⇒相手によってベストな対応を瞬時に判断して実行する
 接客業のコミュニケーションスキルは、警備現場での
 誘導指示に活かせます。警備員としてはもちろん、
 クライアントから警備案件を獲得する営業や、
 警備現場を統括する役割など、スキルレベルに応じた
 様々なポジションで活躍することも可能です。
・イレギュラー対応
⇒慎重かつスピーディな対応が求められることが多い
 イレギュラー対応は、接客業を経験された方なら
 大なり小なり実体験があるはずです。
 警備業のイレギュラー対応は一刻を争う場合もあり、
 迅速な意思決定と実行を支えてくれるでしょう。
・サービス精神
⇒一歩先を見据えた思考と行動は、心地よい接客の
 ベースとも言えます。その経験は警備業において
 「事故を未然に防ぐ」という意味でも、最も重要な
 素養と言えます。

このように、そのまま活用できる経験もあれば、
感覚を応用することで活かせる経験もあります。

警備業に転職する際のポイント

自己評価とスキルセットの確認がポイントになります。

自分自身の接客業の経験を振り返ってみて、
上記の「共通している項目」と「向いている理由」に
書かれた内容にどれくらい当てはまっているか、
共感・同調できるかを確認してみましょう。

次に、具体的にできること・できていることと
できていないことを仕分けてみてください。
これはコミュニケーションなどの行動面だけでなく
姿勢やスタンス面も含めることが大切です。
これがスキルセットと呼ばれています。

そして、複数ある「できる・できていること」を
組み合わせることで、あなたが「向いている理由」に
該当するか否かを判断するのが自己評価です。

さらに、警備業に従事するには法律に定められた
要件もあります。あなたがその要件に該当するかも
あらかじめ確認することで、自己評価が完成します。
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この手順を踏むことは、応募する前の心構えや
応募後のギャップ低減という意味でも
大切になってきますので、警備業界に応募する際は
ぜひ実践してみてください。

まとめ

・接客業と警備業は複数の項目で共通項があり、
 各項目に踏み込むと相違点が出てくる。
・接客経験がそのまま活かせるのではなく、
 応用が必要な部分もある。
・自己評価とスキルセットを確認することで
 応募前後の心構えが形成される。

この3点が今回の記事のまとめです。

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